Rikkyo University

科目コード/科目名 VM301/コミュニティデザイン学演習1
担当者(フリガナ) 谷本 有美子(タニモト ユミコ)
学期/単位数 後期/2単位
備   考 (市民活動論)

■ねらい・授業内容

 近年の日本社会における市民活動は,1998年に成立・施行された特定非営利活動促進法(NPO法)の影響からか,その組織特性を非営利性ないし公益性という概念を中心に捉えられる傾向にある。しかし,現在の市民活動の系譜をたどれば,市民の自発的な活動は1960年代の市民運動・住民運動に代表されるように,既存の社会システムに対する問題認識を共有し,オルタナティブな提案を行うなどの社会変革力を特性に持つものも少なくない。また,1990年代の市民活動に対する期待の高まりは,非営利性や公益性よりもむしろ,戦後の政府と企業を中心とする既存の社会システムにおける限界の克服,そこでの市民活動の社会変革力を重視していた側面がある。
 本講義では市民活動の社会変革力に着目し,具体的事例を通じて,市民活動は社会に対してどのようなインパクトを与えうるのか,社会変革力を有する市民活動の発展にはどのような社会的基盤が必要なのか,などの観点から市民活動の今後を実践的に論じていくこととする。

■授業計画

 1 ガイダンス
 2 市民活動の現状と社会の期待
 3 討議「市民活動の社会的意義を考える」
 4 日本の市民活動の系譜
 5 市民活動と行政施策
 6 事例研究(1)※
 7 事例研究(2)※ 
 8 事例研究(3)※
 9 事例研究(4)※
 10 事例研究(5)※
 11 市民活動と非営利法人制度
 12 討議「市民活動を支える社会システムを考える」
 13 受講生によるレポートとまとめ
 ※事例研究は,コミュニティ,国際協力NGO,中間支援,環境などの市民活動の実践者による報告と意見交換を予定。

■成績評価方法

 授業の出席や討議の参加状況及びレポート内容を勘案し,総合的に評価する。

■教科書

 特に指定しない。討議用資料及び参考資料を適宜配付する。

■参考書

 授業内で適宜指示する。

■その他

 


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